診療案内

カッピング療法

古くからある民間療法で、ガラスやプラスチックのカップを肩や腰に吸着させる療法です。
肩や背中全体にカップを置き、カップの中を真空にして一定の圧で皮膚・皮下脂肪・筋肉を吸引し、皮膚表面に於血（滞った血）を浮上させ血流循環の改善をはかります。（約５・６分）

次のような効果があると考えられます。

• 冷え性改善（全身の血流改善により血行が良くなる）
• むくみの改善（血流/間質液の循環改善により老廃物が流れ余分な水分が排出される）
• 肩こり・腰痛の緩和（組織間の癒着が改善され筋の滑走性がよくなりスムーズに動ける）

当院ではシリコンを使用して低強度で行います。跡が消えるまで、跡が薄い方は翌日から3日、濃い方は1週間くらいかかりますが残ることはございません。こちらは自由診療となります。

交通事故治療

交通事故治療に有効な機材「スーパーテクトロン HP400」を導入。
むち打ちによる炎症は、上下左右の関節・筋が委縮を起こしサイズの原理が崩れることによる痛みが関係していることが多くみられます。
筋が委縮することで頸椎を守ろうとする働きもありますが、深部筋が働かないことにより動作痛が起こります。
当院では干渉波を使った筋の再教育・促進法などにより改善させています。
治療期間は事故後の定期的な通院で2～3か月になります。※症状の状態にもよります。

骨盤（矯正）調整

一般的な骨盤のゆがみは日常生活における同じ動作によるものです。デスクワークや車の運転で骨盤のアライメントがくずれたり、骨盤にかかるストレスが前後・左右どちらかにかかることがゆがみの原因になったりします。

当院ではカイロプラクティックのような音をならずような瞬間的刺激の手技は用いません。ゆがみの原因となっている筋肉に対して手技により刺激をいれて活性化させ、筋バランスを整えて骨盤のアライメントを正常に改善させます。徒手療法的にも体に負担をかけることがないのでご安心ください。

骨盤矯正にダイエット効果があるとは言えませんが、骨盤が安定することにより腰痛・股関節痛などが緩和され動きやすい体になり代謝が上がり痩せやすくなる可能性はあります。

スポーツ障害

スポーツ障害は使いすぎ、間違った動作、ウォーミングアップ、クールダウンの不足で起こることが多くみられ、徐々に痛み出し慢性状態になったことをいいます。テニス肘・ゴルフ肘・野球肩など様々なスポーツでみられます。一番の原因として疲労を蓄積することで起こることが大半です。

当院では障害の原因となった筋肉の疲労をとり元の状態に近づけます。徒手療法・運動療法を中心に行い、時にテーピングを使用しながら状態に合わせ実施します。状態により痛みが伴う場合も全く伴わない場合もあります。また、施術も１回でいい場合と数回かかる場合があります。

四十肩・五十肩（凍結肩）

４０～５０歳代を中心に、主な症状として多発する肩関節の痛みと腕が上がらない、手が後ろに回せないなどの運動制限があります。早い人で３０代、遅い人で６０代でかかる方もみられます。

原因がはっきりしないと言われますが癒着性肩関節包炎と考える傾向にあります。長年にわたる使いすぎや、老化による軽度な炎症が原因となって発症するといった考えもされています。適切な時期に施術・運動療法を行うことで早期に回復することができます。

当院では干渉波治療・徒手療法を中心に治療をおこないます。ご自宅でエクササイズなども行ってもらい治療を進めていきます。通常は治療まで１～２年くらいかかりますが、最短で半年で改善された方もいらっしゃいます。回数通えなくても１週間に１度の施術とご自宅でのエクササイズで改善の方向に向かいます。

肩凝り

同じ姿勢での長時間の作業・デスクワーク・長時間の運転・運動不足・ストレス・なで肩・冷房などが原因になることが多くみられます。最近はスマホを長時間使用することで猫背やストレートネックが原因になり肩凝り・頭痛などの症状が訴えられています。

目を酷使することで首回りの筋肉が凝り首の痛みなどになることもあります。特に肩凝りの原因になるのが背中にある僧帽筋という筋肉で、凝りすぎると頭痛・吐き気を伴うことあり、筋肉が固くなり血行不良が悪くなる悪循環に陥ってしまいます。一番の解決策は乳酸などの疲労物質が蓄積し神経を刺激することで肩凝り特有の症状を引き起こしてしまいます。

当院では凝り固まった筋肉の滑走性を促し改善させます。筋肉自体は筋膜という膜に覆われいくつもの筋肉と重なり動いており、単に揉むだけではなかなか改善されません。そのため、滑走性を促す徒手療法によって改善させます。状態により30～60分くらいの施術を行い、その後も効果が持続するように自宅/日常で簡単に行えるエクササイズをお教えします。

ぎっくり腰（急性腰痛）

腰痛には非特異的腰痛（ぎっくり腰＝急性腰痛）と、特異的腰痛（腰椎ヘルニア・脊柱管狭窄症・圧迫骨折）があり、急性腰痛は筋筋膜性・関節性・靭帯性性に大別されます。ぎっくり腰に多いのは関節性と言われています。当院に来られる患者様で一番多いのは筋筋膜性腰痛ですが、脊柱管狭窄症や腰椎ヘルニアで来院される方もいます。

治療方法としては干渉波治療、特に徒手療法が中心になります。筋膜・靭帯・椎間関節・仙腸関節の調整を行い疼痛の軽減をはかります。カイロプラティックで用いるような関節矯正などは使わずに体の負担が少ないように行います。また自宅で継続できるエクササイズを行うことで維持していくことができます。

慢性腰痛

使いすぎ、あまり使われない筋肉のアンバランスで腰痛が発症することがほとんどだと思われます。一度目の腰痛症状が出た際にしっかり治すことで慢性化しないことがありますが、組織が変性すると何もしないで元の状態に戻ることは難しいと思われます。

しかし、治らないということではありません。90歳でもトレーニングすることで筋肉がつくように、何歳になっても体を使うことで体は応えてくれます。施術を受けることで身体のパフォーマンスを上げて痛みを軽減させ、自宅でのエクササイズをすることで腰痛を克服することもできます。

当院では働いていない筋肉に刺激を入れることにより改善をはかります。刺激といっても我慢できないほどの痛みではありませんので安心してください。1,2度の施術で良くなる急性の腰痛と違い、慢性の腰痛ではある程度通院していただく必要があります。

寝違え

長時間不自然な姿勢をとったり、寒冷にさらされたり、疲労したときなどに不用意に首を捻ったり、肩甲骨を動かしたときにおこる一過性の筋痛が大部分ですが、頸椎の退行変性化を基盤とした炎症性の疼痛によるものもあります。

当院ではいわゆる頚椎症などを徒手検査で識別しながら行います。やみくもに施術を行うことで症状を悪化させることがないよう慎重に対応いたします。頸椎に痛みがあっても他に原因となっている箇所がある場合もあります。原因を特定し、引き金となっている箇所にアプローチいたします。頸椎に痛みを伴う徒手療法は行わないで改善をはかります。

一度の通院で完全に治らないこともありますが、70～80%改善されれば数日で痛みがなくなります。繰り返す方もいますが、普段からエクササイズなどを行うことにより予防することができます。

捻挫

捻挫の程度を徒手検査を用いて評価し、腫れ、熱感の患部に超音波の物理療法で痛み炎症を抑える治療を行い、足、腕等にはテーピングを施します。